1947-10-14 第1回国会 衆議院 本会議 第45号 財閥等という点を抜きにいたしまして、大企業の解体という面から考えまするならば、企業の國内的競爭の促進という見地よりいたしますれば是認せられるものでありますが、飜つて眼を國際的競爭という点に轉じますならば、先刻社会党安平君、自由党石山君よりもるる申し述べられました通り、巨大なる外國企業に対比いたしまして、日本の競爭能力の弱化とも考えられるのでありまして、この点、特に日本が將來貿易によつて生存を維持していかなければならないということを 喜多楢治郎